結婚したいのですが彼の家柄とうちとは不釣り合いだと父が反対します

私(二十四歳)の家は裕福で、いままで何不自由なく暮らしてきました。大学も出してもらって、それから二年間働いています。父は、働かなくてもいいと言いますが、家事手伝いだけではつまらないので、一応自分で決めました。いま、会社の同じ年の同僚と交際していて、できれば結婚したいと思っているのです。ところが、父はその人の家柄があまりにもうちとは不釣り合いなので大反対。強行するなら経済的援助はしないと言います。いままでお小遣いを使い放題の私に、給料も安い彼との生活など絶対長つづきしないと、両親は言うのです。けれど二人は真剣なのです。私もいままでのぜいたくはやめて働くつもりです。そう思っていてもいま一つ自信がありません。彼が出世をするのを待って、もう一度両親を説得すべきなのでしょうか。

〈回答〉結婚問題に”家柄”のことを持ち出すお父さんは、その限りにおいては古いと言わなければなりません。しかし、お父さんの真意は、家柄というよりも、当人の収入、つまり経済力にあるのだろうと思われます。ぜいたくに暮らしてきた娘を結婚させたら「長つづきしない」というご両親の懸念は、的中しているのでしょう。昔から”子を見ること親にしかず”と言われていますが、親は、子の欠点や弱点を案外、的確に見抜いているものです。それゆえ、「そう思っていても、いま一つ自信がありません」と書いておいでのことでもあり、結婚は見合わせてはいかがですか。一時の情熱で結婚しても、長い長い日含の暮らしの中で、その情熱は、経済的なひっぱく、耐乏によって少しずつむしばまれ、しぼんで行きやすいのです。「彼が出世するのを待って」とも害かれていますが、何年先のことやらわかりません。夢を馳せていないで、現実を見つめるべきです。しかし、「いや、どうしても彼と結婚したいのだ」という強固な願望がおありなら、彼と話し合って、何年も先まででなく、一年の猶予期間を置き、その間、ご両親からの金銭の援助を謝絶するのはもちろん、お母さんにあなたの食費その他を払い、あなた自身の収入だけで生活してごらんなさい。それでネを上げず、やり通せたら、あなたの決意は、ほんものですし、その暁には、ご両親もおのずと考えを変えてくださいます。どうです、実行を開始してみますか?ちなみに、自分に合った結婚相手探しはたくさんの方々から選んでみてはいかがでしょうか。

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