彼がいるのに父の知り合いと結婚してくれと父に懇願されました

私(二十四歳)は、短大を出てすぐ父の経営する不動産会社(父と営業マンと母の三人)に、強制的に母の代わりとして経理を任されました。父は仕事以外は自由にやらせてくれましたが、結婚のことはワシに任せろ、とつれ日ごろから言っていました。私には交際している男性がいるのを知っているのにです。そして先月、ある金融関係の方三人の接待につきあわされ、その中の若い男性と、ワシを助けると思って結婚してくれ、と言うのです。帰宅してからも父は「ワシを助けてくれ」と床に手をついて頼むので、交際だけは承知しました。そうしたらいきなり強引に婚約です。私は、それだけは待ってほしいと、こんどは私が頭を下げて頼みましたが聞いてくれません。なんと母までが涙を浮かべつつも私に婚約を勧めるのですが……。

〈回答〉こういう重大な問題は、冷静に理知的に対処していかなければなりません。親と子の間で、頭を下げられたり下げたりとか、涙を浮かべたりとか、情緒的・感情的な方向に流してしまってはいけません。そもそも、お父さんが望まれる男性と結婚すると、どういうメリットが生じるのか、具体的にくわしく聞き出してください。多分、商売上の目先の利益なのでしょう。そんなことで、娘をいちいち結婚させていたら、娘は五人いても十人いても足りないはめに将来、陥るでししかし、「こんなことで私に身売りさせる気か」と単純に頭にきてはダメです。そうではなく、両親にいかに近視眼的であるかを知的に理解させ、この程度のメリットを得るには他にどういう手段・方法をとるとよいかを親子三人で建設的に協議してください。この協議には、親戚や知人でものごとの理非曲直をわきまえている人を加えても、けっこうです。他方、あなたは、現在交際中の男性が反動的にすばらしい人と思えてくるでしょうが、こ
れも冷静に判断すべきです。彼と比較して、押しつけられた男性は夫としてふさわしくないと極めつけるのも早計です。行きがかりや先入観を捨て、虚心に観察してみることも必要です。彼もこの男性も二人とも夫には不適という結論もあり得ます。とにかく最終的に決定するのは本人です。この大原則が貫かれない場合は、家出するも可ですが、その前に建設的合議を尽くしてください。自分の結婚は自分で決めるという方結婚相手を探せます。ぜひご覧ください。

出典:結婚相談所 選び方